ねこの手も借りたくなる・・・『ねこあつめの家』完成披露試写会に行ってきた🐾 映画のみどころ4つ
映画を見て一言:『予想以上に猫だけじゃない!』映画。
3月9日(木)人気ゲームアプリ「ねこあつめ」の実写版「ねこあつめの家」の完成披露試写会に応募したところ、たまたま当たったので、仕事帰りにふらっと行ってきました。
実は、人生初めての完成披露試写会だったのですが、映画上映の前に出演者が登壇して、インタビュー形式で俳優・女優・監督さんの生の声を聴くことができました!
東京ならではのイベントですね♪
日時: 3/9(水)19:00〜
場所: シネマート新宿(新宿三丁目駅から徒歩3分)
今回の試写会には、このような豪華出演者の方々が来てくださいました✨
《試写会登壇者》
・伊藤淳史(役:佐久本勝)・・・絶賛スランプ中の小説家さん
・忽那汐里(役:ミチル)・・・佐久本を担当するクールビューティー編集者さん
・木村多江(役:寺内)・・・お色気たっぷりペットショップ店員さん
・蔵方政俊(監督)
・スペシャルゲスト・・・本物のねこさん
みどころ①:毎日の生活に疲れてしまった・・・そんな時に見たくなる映画
●「ねこあつめの家」と聞けば、主役は猫・・・?
そんなことはありませんでした。かつて新人賞を獲得した後、世間が期待するような作品がかけずに自暴自棄に陥る小説家佐久本と、上司との意見の相違に悩みつつも彼に必死に向き合う若い担当編集者ミチル。小説家に会ってミーハーに応援してくる不動産屋のおばちゃん。誰もが経験したことのある、あるいは経験するであろうスランプに、思わず共感。そう、主役はあくまで「ひと」。しっかりとした、ヒューマンドラマがある中で、小説家の生活をガラッと変えるキーとなるのが、愛らしい猫ちゃんたち。猫との出会いをきっかけに徐々に自分を取り戻していく佐久本に思わず、ほろり。
みどころ②:余裕のある人間になりたくなる映画
●「自分が豊かであること」=「他人に何かをしてあげられるということ」
どん底にいた小説家佐久本が、猫に出会い、人に出会い、徐々に元気を取り戻していくその様子は、「人に何かをしてあげる」行為の増加によって如実に表されている。
最初は、他人に目もくれず、人が目の前で話をしていても寝る始末。自分が世間からどう思われているのかが気になって、ネットで自分の評判を検索しては自信をなくすことの繰り返し。編集者には一言「ほっといてくれ」。
中盤、都会の喧騒から離れ、多古町という田舎の民家に住み始めます。編集者ミチルには住まいを突き止められてしまうのですが・・・。最初は、自分のところに懲りずに通ってくるミチルを迷惑呼ばわりしていたのですが、ある時からミチルが来た時に「お茶を出す」ようになるんです。お茶、といっても自分がいつも飲んでいるエナジードリンク。ですけどね。
終盤の完全に回復した佐久本の様子は、またまたミチルが現れた時にお茶を出すことで表現されています。バイトをしているペットショップにミチルが訪れた時、すっとおしゃれなカップ&ソーサーでコーヒーを出す佐久本さんに、またしても涙です。
「人に何かを与えられること」と「自分が豊かであること」は強くリンクしているなぁと。どんなに辛くても、毎日仕事に忙しくても、人のことを気に掛ける余裕があるうちはまだ大丈夫。人に与えられる余裕のあるうちにとことん与えて、辛くて余裕のないときにその半分が返ってくるくらいを目指したいですね。
みどころ③:猫が飼いたくなる映画
・とにかく劇中にはたくさんの猫ちゃんたちが出てきます。
試写会前のインタビューで木村多江さんが何度も「ねこたちに癒されてください~」とおっしゃっていましたが、まさにその通り、猫たちの愛らしい表情に思わずうっとりしちゃいます。
動物を扱うとなると撮影は難航したのではないか?と思っていましたが、意外とすんなりいった、期待以上の演技をしてくれた、とみなさん口をそろえて猫さんをほめていました。
みどころ④:女子必見!明日からお団子にしたくなる映画
・忽那汐里のお団子姿がとにかくかわいい・・・
ぜひ作品をご覧になって、チェックしてみてください!
最後に予告動画をチェック!
2017年4月8日(土)公開、癒されたい方におススメの一作です!